本八幡皮ふ科クリニック
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にきび・にきび跡治療

にきび

にきびは、かつては青春のシンボルと言われ治療の対象とは考えられていませんでした。
しかし昨今、良く効く新薬の出現や治療ノウハウの蓄積により、多くの少年少女にとってほぼ治る病気となったため、にきびを放置して酷くして将来ににきび痕を残してしまうことのないよう、思春期から積極的に治療することが推奨されるようになりました。
しかも、多くの外用薬・内服薬が保険診療で使えるようになり、また多くの自治体で中学生までの医療費補助が拡充してきており、比較的安価に治療が受けられる環境が整ってきました。

他方、大人のにきびで悩む人は増える傾向にあります。
大人のにきびは、男性ホルモンの関与以外に、ストレス、不規則な生活、夜更かし、便秘、女性の場合はお化粧など、さまざまな要因が関与して良くなったり悪くなったりを繰り返します。
特に女性は月経周期で寛解増悪を繰り返します。思春期のにきびと比べて難治性で、重症例ではケミカルピーリングや光線治療(クリアタッチS・学生お試し制度あり)などの自費診療を併用する場合もあります。

にきびの治療は、ディフェリン(皮脂の分泌や毛穴の詰まりを抑えるビタミンA誘導体)外用がスタンダードでしたが、さらにベピオ(過酸化ベンゾイル)外用とデュアック(過酸化ベンゾイル+ダラシン)外用が、更にはこれら2剤の配合剤(エピデュオ)が 我が国でもようやく認可され、世界標準のニキビ外用薬保険診療で使えるようになりました。
にきびに対して画期的な治療効果を有するディフェリン・ベピオ・デュアック・エピデュオですが、使用開始直後の約2週間は、ほぼ全員が肌荒れを起こす(使い始めのトラブルは必発)ことに加えて、治療が奏功してにきびが出なくなったのでディフェリン塗布を自己判断で終了したら、徐々ににきびが再発する(治療終了時のトラブルも頻発)ことなど、使いこなすのが難しい外用薬です。
また増悪時に内服する抗生剤も、漫然と同じ薬を飲み続けるのではなく、効果を確認しながら要所要所で中断・再開、薬剤変更するきめ細かい指導が、治療効果を高めるだけでなく、副作用を抑制する意味でも大切です。
たかがにきびですが、まずはにきびの治療経験豊富な当院にご相談ください。

にきび痕

「にきび痕を綺麗にしたい」と来院される患者さんは、まだまだ「にきびの現役」の方がほとんどです。すなわち、にきび痕もあるけれど、炎症を繰り返す膿疱性ざ瘡もしっかりと残っているのです。
このような場合、にきび痕の治療(ケミカルピーリングなどは自費診療)と、にきびの治療を並行して行う必要があります。
どちらに力点を置くべきか、またそれぞれいくつかある治療方法の中で何を選択すべきか、は患者さんそれぞれで違ってきます。まずは、にきびの治療経験豊富な当院にご相談下さい。

ケミカルピーリング・ビタミンCイオン導入(ニキビ、毛穴、肌質改善)

ケミカルピーリング

皮膚の表面を化学薬品で薄く・均一に剥ぎ落とす施術をケミカルピーリングと言います。難治性のにきびの方、にきび痕を目立たなくしたい方、毛穴の開きが気になる方、肌表面をツルツルに改善したい方には、このケミカルピーリングがお勧めです。
にきび悪化の主要因の1つは、毛穴に角質などが詰まることです。これに対して2008年に本邦でもディフェリンゲル(保険診療)が使えるようになり、予想通り大きな治療効果を上げてきています。しかしながらディフェリンゲルの初期刺激症状が遷延化してどうしても使い続けられない方や、ディフェリンゲルの効果はあるもののディフェリンゲルとダラシンなどの抗生剤外用だけではにきびを十分に抑えられない重症のにきびの方が残念ながらいらっしゃいます。そのような方は、ケミカルピーリングやクリアタッチS(医療用ニキビ光線治療)を併用することがお勧めです。
当院で用意しているピーリング薬剤は、昔からのグリコール酸はメニューからはずし、最近ますます普及してきたサリチル酸マクロゴールです。サリチル酸はピーリング効果がグリコール酸より高いにもかかわらず、刺激感やかぶれ症状のリスクが低いので特におすすめです。
ケミカルピーリングで剥がされた皮膚表面が再生してくる際に、にきび痕などの凹凸が少しずつ改善(平坦化)します。即効性はありませんが、にきび痕を改善したいとお考えの方もケミカルピーリングを試してみて下さい。
更にケミカルピーリングで皮膚表面が削られると、毛穴に詰まっていた角質や老廃物も削り取られます。その後詰まりの無い毛穴が再生してくるので、毛穴の開きが目立たなくなることも期待できます。

料金 サリチル酸マクロゴール:¥6,600(税込み)
施術時間 約30分

※上記は顔の治療です。胸部・背部は別途お問い合わせください。

施術後

  • 施術後のお化粧は、施術当日中は控えて下さい。
  • 稀に、赤みやほてり感が数日続くことがあります。
  • 2週間に1回(サリチル酸の場合)で、1クール5回をお勧めします。
  • 効果が確認できれば、定期的(月に1回など)に継続することをお勧めします。

注意事項

  • 顔面に湿疹病変や傷や感染症を認めるときは、施術できないことがあります。
  • 施術後は、保湿などのスキンケアーと、日焼け止めなどによる紫外線防御に努めて下さい。
  • ピーリング石鹸やディフェリンゲルを使用されている方は、施術前後2,3日は使用を控えて下さい。

ビタミンCイオン導入

料金 顔:¥3,300(税込み)※併用のみ
施術時間 約20分

トラネキサム酸イオン導入

料金 顔:¥3,300(税込み)※併用のみ
施術時間 約20分

ビタミンC+トラネキサム酸イオン導入

料金 顔:¥5,500(税込み)※併用のみ
施術時間 約30分

医療用ニキビ光線治療:クリアタッチS

「保険診療の外用と内服だけでは、まだニキビが気になる」「ディフェリンは、肌が荒れるので続けられない」「抗生剤の内服を、やめたい、減らしたい」 「ニキビやニキビ痕の赤味を早く落ち着かせたい」といった方は、クリアタッチSによる光線治療の併用を考えてみてはいかがでしょうか。
クリアタッチSは、2種類の光(青と赤)と温熱の相乗効果で赤いニキビ(膿疱性ざ瘡)やニキビ痕の赤味を改善する光線照射装置です。
・青の光:アクネ菌が産生するポルフィリンに吸収されることで活性酸素が誘導され、アクネ菌を死滅させる。
・赤色の光:血管やニキビの赤味に吸収され、炎症を抑えることでニキビやニキビ痕の赤味を軽減する。
・温熱効果:60度近くの熱が伝えられることで、アクネ菌などの殺菌、過剰な皮脂腺の抑制、角栓の溶解、が期待できる。
ケミカルピーリングと比べて、長期間の治療効果では多少劣るものの、安価で且つ治療時間が数分程度なので、気軽にお試し頂けると思います。
もちろんケミカルピーリングとの併用も可能です。

料金 顔面(約50フラッシュ):¥1,650(税込み)※再診料込み
施術時間 数分
本八幡皮ふ科クリニック
院長 小川 博史
(日本皮膚科学会認定皮膚科専門医)
診療科目 皮膚科、小児皮膚科、美容皮膚科
アクセス JR本八幡駅 北口ロータリー
バス停
住所 〒272-0021  千葉県市川市八幡2-16-1 はぐちビル2F
TEL 047-318-2011
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